やまた幼稚園

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2017/09/15

幼児期に大切なことー自立して生きていく力を養う

2011年の見学会資料「幼児期に大切なこと」から

「遊びを通して学ぶ」

幼児期に大切なこと、それは、「遊びを通して学ぶ」ことに他なりません。やまた幼稚園では、こどもたちは遊びを通して、思いやり・協力することの大切さを学び、集団の中で楽しく過ごせる力をつけていきます。あるお子さんにとっては、お父さん、お母さんや兄弟以外の人と日常的な関わりをもつ初めての場かもしれません。子どもたちにとっては、家庭以外の社会を知る第一歩であり、難しく言えば、私たちは、社会性を育むことを目指しています。また、やぎ、うさぎ、ガチョウなどの動物や四季折々の草木との触れ合いを通して、自然や命の大切さを感じる体験の機会を用意し、子どもたちの豊かな情操を育てることを目指しています。

幼稚園での教育方法に関して、巷ではフラッシュカードとか、ヨコミネ式とか、さまざまな方法が提唱されていますが、やまた幼稚園では小学校でやることを今できるように、という先取り教育はあえて行わないようにしています。

「先取り」はいくらでもできますし、できればできるだけ、周りは褒めたり驚いたりしますね。ところが、幼稚園でやっておくべきだったこと、例えば泥んこ遊びなどを小学生が夢中になってやっていて、勉強に身が入らなかったらどうですか?「あの子、勉強もしないであんなに遊んでばっかり」って別の意味で驚くことはあっても、褒められることでは決してないですよね。やっておくべきだったことを後からやる、というのはなかなか大変で勇気のいるものなのです。このように、何をするにもふさわしい時期というのがあって、幼児期に大切なのは十分に「遊ぶ」ことなのです。

自立して生きていく力を養う

子どもにとっての遊びは、大人にとっての趣味とかお慰みの遊びとは異なり、「遊ぶこと」それ自体が「学び」なのです。「遊びは学び」とはよく言ったもので、遊びを通して好奇心を抱いたり、考えたり、お友達との人間関係を学んだり、社会のルールに気付いたり、と、遊びは子どもの育ちにとってなくてはならない大切なプロセスとなっています。

自立して生きていく力というのは遊びの中から育まれます。幼児期の遊び体験から学んだこと、たとえば自分で考える姿勢や、他の人とのかかわりの中に自分がある、という実感などは、子どもが学校教育の中で学びを重ねていく基本に欠かすことはできません。

そういう姿勢や実感はやはり体験しないと身についていかないものです。子どもが自らの身体で感じ、習得していったものがその後の成長過程において大きな影響を与えるということを考えると、机に座って受け身的に時間を過ごすことよりも、たっぷり遊んでそこから学ぶということがいかに大切かおわかりいただけると思います。

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