やまた幼稚園

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2017/09/15

幼児期に大切なことー自然から学ぶ

2011年の見学会資料「幼児期に大切なこと」からその3

広さだけではない園庭の工夫

園庭には、たくさんの木々が植わっています。初夏には、みかんの木にはてんとう虫やアゲハ蝶の幼虫を見つけることができます。子どもたちは図鑑を持ちだして調べものをしたり、飼育に励んだり、子どもの小指の先ほどの「みかんの赤ちゃん」を拾い集めたりしています。とにかく、1年中いろんなものを探し集めて、不思議を感じることが大好きです。園庭は、気づきや不思議のタネの宝庫です。

制作活動においても、落ち葉を使って版画をしたり、収穫した野菜や果物で静物画を描くなど、自然を題材にすることがあります。子どもたちは、園庭での遊びを通して、樹木などの自然が芽吹き、花が咲き、実がなり、紅葉し、葉が落ちる、といった四季折々の姿を身近に感じます。冬には水溜りに張った薄氷のはかなさや冷たさ、霜柱を踏んだときの感触、雪が積もった朝のまぶしさを知ります。そうした自然の大きさ、力強さ、美しさを身体で感じ、それによって心が安らぎ、情操が豊かになり、表現力の基礎が培われていきます。

都筑区15園の中で比べた場合、やまた幼稚園の特徴の一つに、外遊びを多く取り入れていることが挙げられます。都筑区最大級の広さは、時間で区切って使うなどの制約なしに、思い切り走り回ったり、芝生に寝転がって空を眺めたり、家庭ではできないダイナミックな遊びを可能にするものです。

一斉保育中も、自由保育中も、なるべく園庭での遊びを取り入れ、午前と午後それぞれの時間に、外遊びができるように努めています。また、発達に合わせた、発達を促す、自ら進んで意欲を持って「できるようになりたい」「やってみたい」と思わせる遊具がたくさんあり、その中で自分の限界を知り、危険を知り、対処方法を学ぶことができます。

集団生活に怪我はつきものですが、リスクには上手に対応しつつ、命に関わる危険は回避するよう工夫を重ねています。また、身体を動かして遊ぶことが大好きになると、自然と体力がつきます。今後も園庭のさらなる充実を予定しており、遊びがますます広がりそうです。

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