やまた幼稚園

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2019/11/07

泉組の「棚からぼた餅」(その1)

「Sharing the Planet」の一環で年長泉組が栽培しているトンネル広場のゴーヤ。以前のように太くて大きなものはできず、小さかったり形が歪だったりするものばかりです。「なんで前みたいに大きくならないのかな?」と子どもたちに問いかけてみると、「お水をあげてないからかな?」「でも雨は降ってるよ…」「太陽のパワーが弱いからじゃない?」とそれぞれの考えを口にします。そこで「ゴーヤは夏野菜だったよね?」と投げかけてみると「分かった!!もう夏じゃなくて『秋』だからだ」「それにこれから冬になっていくよ」と季節の変化に気づく声があがります。「去年の年長さんは大根を育てていたね」「秋に育てられる野菜を育てたらいいんじゃない?」「さつまいもとかたけのことかは?」と話が発展し、「次は何を育てようか?」と盛り上がっていきました。

『今の時期に植えて育つ野菜』を調べるには・・・?「野菜を売ってる人に聞いたらどうかな?」「でも育ててる人は別じゃない?」「じゃあ、畑にいる人に聞いてみるのはどう?」「畑に詳しい織茂さん(バスの運転手さん)に聞いてみようよ」と話がまとまり、織茂さんに『手紙』を書くことにしました。「秋野菜はどんな野菜がありますか?」「いつ植えたらいいですか?」等、今疑問に思っていることを質問しました。

翌日、早速織茂さんから返事が届きました。「秋野菜は夏の暑い時に種まきをして育てる」「小さい苗を夏休みが終わったら植える」「食べるのは10月を過ぎたら」と書かれていました。『夏野菜(ゴーヤ)』が育たなくなってしまったから『秋野菜』を育てようと話が進んでいましたが、秋野菜を育てる時期がもう過ぎてしまったことを知りました。その代わり、『スティックブロッコリー』『大根』という今の時期から育てられる野菜を織茂さんは教えてくれました。さらに『貝割れ大根』『ほうれんそう』『小松菜』『カブ』も育てられると調べてきてくれた子もおり、育てる野菜の候補が増えました。スティックブロッコリーを始め、候補にあがった野菜の写真を見ながら「どれがいいかな?」「全部緑色の野菜だね!」とさらにイメージが膨らんでいたようです。

IBでは『子どもの学びは、答えにたどり着く過程にある』と言われています。答えを教えるのは簡単なことですが敢えてそうはせず、みんなで考えたり調べたりする過程を大切に、大人と子どもの共同性と栽培というプロジェクト活動の要素を取り入れながら、活動を発展させています。

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