やまた幼稚園

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2017/12/20

レッジョ・エミリア研修からの展開ーPLAY DAYその後

2017年12月の園だより特別便をお伝えします。

街に出るとあちらこちらにクリスマスのデコレーションがあり、寒い中にも温かな雰囲気にあふれています。園内にもクリスマスツリーやトランスパレント紙のオーナメントが飾られて、ワクワクする気分を盛り上げてくれています。この冬はローズウィンドウというものに挑戦して、柔らかい日差しを楽しんでみようかと考えているところです。

PLAYDAYーレッジョ・エミリア研修からの展開

先月行ったPLAYDAY、お子さんの反応や感想は如何でしたでしょうか。

子どもたちがそれぞれ理由や目的をもってコーナーを選んだことを、日々の真剣な取り組みから伺うことができました。充実した活動になったことを嬉しく思っています。今回のコーナーを設定するにあたっては、職員が興味のあること、やってみたいことをそれぞれ5個ずつ挙げ、その中から6つを選びました。大人と子どもの興味関心が活動に結実したと言えます。

個人的には、昨年のレッジョ・エミリア視察以来ずっと、光と影に関する活動に興味があり、どんな展開になるのだろうと楽しみにしていました。何しろ初めて取り組むテーマだったので、職員も子どもも「光と影って何?」というところから始まったのだそうです。レッジョの保育施設には大抵ガラス張りの中庭があり、あちこちに明るい光が燦々と差し込んでいて、その日差しを上手く生かした物の配置やデコレーションが綺麗でした。しかもただ明るいだけではなく、敢えて暗い部分も作ってあり、プロジェクターやOHPの光源を利用して、薄暗い部屋のスクリーンにいろいろなものを映し出していました。こうして色彩や明暗を際立たせるところは、さすが「”芸術の国”イタリア」だと印象的だったのを思い出します。

ところでこのOHP、以前幼稚園でも所有していたのですが、誰も使わずずっと埃まみれだったのを、何年か前の大掃除で処分してしまったことが大変悔やまれます。まさかあんなに可能性のある機器だとは夢にも想像しませんでした。ご不要のOHPが手に入りそうな方がいらっしゃいましたら、是非お知らせいただけると嬉しいです。保育の中で活かしたいと思っています。

 自分なりのやり方で自己発揮する姿

このPLAYDAYを通して実感したのは、子どもが自分のやりたいことを見つけ、自分なりのやり方で自己発揮する姿こそ、幼児期にあるべき学びのあり方だということです。普段の仲間や保育室から離れ、異年齢の関わりから得るものがたくさんあったようですし、様々な素材や道具に触れて表現の幅が広がりました。PLAYDAYが終わってからも、声を掛け合って関わる姿や、コーナーで覚えた新しい技法をクラスの友達に教えている姿など、いろいろな広がりが今も見られています。当園ブログには全6コーナーのレターをアップして、写真つきで説明がありますので、是非ご覧になってみてください。

光と陰 ☆ 楽器 ☆ 自然 ☆ 動物 ☆ ひとりで作ろう ☆ みんなで作ろう

園庭遊具!チャレンジングな遊具への変身

さて、冬休み以降のタイミングで園庭遊具の仕様を変更するところがあります。具体的には、冒険砦の足場を外して難易度を少し上げます。現在の冒険砦は、年少児でもふたば園児でも、簡単に階段を昇って一番上まで行けるような作りになっていますが、設計した当初から、いずれは大きい子向けの遊具にしていこうと話をしていました。「あれができるようになりたい」「お兄さんお姉さん達みたいになりたい」。幼児をそのように鼓舞し、目標に向かって挑戦させ、心身ともに大きく成長させることを狙いとした設計だったのです。ですから今回、切り株のような丸太の階段を撤去し、階段のステップを減らします。これにより、手や足の力がある子のみが冒険砦の上までたどり着ける、というチャレンジングな遊具に変身することでしょう。小さいお子さんやまだ手足の力が足りないお子さんは、早く冒険砦にチャレンジできるような勇気と体力を身につけてもらいたいと思います。

明日から冬期の長期休暇に入ります。年末年始は家族の一員として大掃除に参加したり、普段できないことを体験したり、子どもの成長にとって意味のあることが多く味わえる時期です。どうぞご家族で有意義な冬休みをお過ごしください。子ども達が休み明け元気に登園してきてくれることを願っています。

園長 栗原 弥生

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