やまた幼稚園

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2018/12/18

パウンドケーキが結んだ縁

毎月の誕生会で食べているケーキは子どもたちから大人気で、いつでも「美味しい!」という声が上がります。「このケーキは、くさぶえという所にいるお兄さんやお姉さんたちが作っています。みんなが美味しいって言ってるのを(くさぶえの方は)知っているかな?」と尋ねてみると、「行って教えてあげたらいいよ」「ありがとうって言いたい!」との答え。くさぶえの写真に向かって「ありがとう!」と言っている子もいました。

くさぶえまで出かけるのは難しいので、手紙を書いて郵便屋さんに届けてもらうことにしました。みんなでメッセージを考え、「いつもケーキを作ってくれてありがとう」と書くことにしました。子どもたちが文字をなぞって、絵を描いたり、折り紙を貼ったりして完成です。

早速、郵便局に手紙を出しに行きました。途中にあるお店では、店員さんに「こんにちは!」と元気よく挨拶をしました。地域の方々も声を掛けたり、手を振ったりしてくださいました。郵便局に着いて手紙をポストに投函した後、中にいる局員さんに「お手紙をよろしくお願いします」とお願いをして帰ってきました。

帰り道は、「疲れたよ」「もうお腹ペコペコだ」と子どもたちのパワーも限界です。それでも最後まで頑張り、幼稚園に着いた時には「やった!」「幼稚園に帰ってきたよー!」と達成感を味わって喜んでいました。

そしてある日、今度はくさぶえの利用者さんから子どもたちに、お礼の手紙が届いたのです。ケーキ作りの様子を伝えたい、と写真も送ってくださいました。他のクラスの子どもたちも、この手紙には大喜びでした。

いつも食べているケーキは、誰かが作ってくれるから自分たちの口に入るのだということを、体験を通して学んだ子どもたち。ここから、お父さんお母さんが毎日の食事を作ってくれたり、仕事をして自分たちを支えてくれたりしていることにも、気がついたようです。

子どもと大人が関わり、伝え合い、互いに恵みを受け合っていること。子どもは、私たち大人の生活を豊かにし、この街の歴史を共に紡いでいる大切な構成員であること。そんなことを改めて感じるエピソードでした。

くさぶえの皆さんには、心から感謝申し上げます。

「つづき地域活動ホームくさぶえ」のHPは、 http://www.e-kusabue.org

くさぶえで扱っているケーキなどの商品も見ることができます。

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