やまた幼稚園

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園だより

2018/12/05

発表会、学年毎のポイント

2016年12月園だより特別号をお伝えします。

時は瞬く間に過ぎて、一年の最後の月を迎えました。街角にはクリスマスソングが流れ、イルミネーションが鮮やかに浮かび上がっています。

保護者の皆様には今学期もご支援とご協力をいただきましたことを感謝申し上げます。

今月10、11日に行われた発表会には、大勢のお客様にお越しいただきありがとうございました。両日とも天候が良く、昼間は暖かい日差しに恵まれた素晴らしい日になりました。

発表会では、3年来のリトミックの技法を使った保育の成果をご披露しました。リトミックを通して、音楽性や表現力を伸ばすだけでなく、相手に耳を傾けることで生まれてくる「人との関わり」をも育てることができます。これは普段の生活で必要な姿勢であり、リトミックは単に音楽に関することに留まらない人間教育なのです。

では学年ごとにポイントを解説してみます。年少では、音やリズムに合わせてそのイメージを表現すること(例えばライオンなどの大型動物やリスなどの小動物)、音を聴いて反応すること(ドミソの和音が聞こえたらセリフを言う)、聞いた音の高さに合わせて音を出すこと(ミレミの音で「◯◯さん」と呼びかけられたら、ミレミの音で「はぁい」と返す)、などをご覧いただきました。また、「なべなべそこぬけ」「ひっつきもっつき」などのふれあい遊びもたくさん取り入れました。最初の頃は、手をつないだまま背中合わせになることなど、とてもできませんでしたし、その場で相手を探してペアになることもできませんでした。日々の繰り返しにより少しずついろいろなことができるようになりました。

続いて年中ですが、物語の筋に合わせて歌った劇中歌は、4月からクラスで歌ってきた曲や耳慣れた曲の替え歌を作って表現したものです。歌詞は子どもが表現したいものを言葉にするという絶好の機会となったようです。発表会のために特別な歌や踊りを教え込むことも一つのあり方だとは思いますが、私たちは普段行っていることをご覧いただきたいと思っています。保育活動の延長線上に一つの演目を作り上げるというのは、必ずしも簡単なことではありませんが、職員もよく理解し取り組んでくれました。

年長は、数年前と比較して合唱が上手になってきたことを感じます。リトミック研究センター神奈川第一支局長である石井保江先生のご指導が職員に行き渡り、その成果が徐々に出てきたことの表れだと受け止めています。とはいえ課題もまだ少ないとは言えず、どんどんテンポが早くなってしまうこと(特にスローテンポの曲)が一番の問題で、これは伴奏を聴いて歌うことが更に身につけば、改善につながると考えます。また、幼児の声域に合った、歌いやすい歌詞とリズムの曲を選ぶことも、指導する保育者の課題になります。

冒頭の挨拶では、「自分で考え行動する」ことに重点を置いて取り組んできたということを申し上げました。演目の内容や登場人物、その動きや舞台背景といったものまで全て、子ども達の発想を尊重して、クラスの皆で共に作り上げる中で、自己主張をする場面や折り合いをつける場面があり、また恥ずかしさとの葛藤や表現することの喜びをおぼえ、様々な経験から学んだものが沢山あったと思います。一人ではできないことでも、みんなの力をあわせると想像もしなかったようなものができるということも、実体験として理解し、どの子も自信がついたことでしょう。本番では映像を用いて子ども主体で取り組んできた過程をお見せし、成長や発達の段階がわかるよう低学年から順にプログラムを組みました。今後も、お子さんの成長を共に認め合い、喜び合える関係を保護者の皆様と築いていきたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

園長 栗原弥生

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